安心安全の取り組み
安心してご提供できるように
当社では「安全衛生室」という部署を設け、各食堂での衛生管理・指導を日々行っています。安心・安全な料理をお客さまに提供し続けるため、衛生指導員が常に厳しい目で点検と指導を行い、各食堂の衛生管理水準を高く維持できる体制を整えています。
「食」を預かる立場として、お客さまの健康に影響を与える危険性が常にあることをスタッフ全員が認識し、日々従事できるようサポートに努めています。また、自社での衛生指導に加え、第三者機関によるウイルス・細菌検査も行っています。
定期点検
● 作業日誌
各食堂では日々作業日誌を作成しており、その日の食材や設備備品、職場の従業員の身だしなみをチェックして、記録しています。
衛生室のスタッフが作業日誌を確認して、改善が必要な場合は随時指導しております。
● 目視点検票
定期的に衛生室のスタッフが、施設・備品が適切に管理されているかを現地で目視点検しています。
従業員の衛生意識を高めるために点数を付けて、基準を下回る場合は衛生室・業務部が指導します。
● ふき取り検査の実施
正しく手洗いや清掃が出来ているか、衛生室のスタッフが巡回時に検査しています。
拭き取り検査用スワブを用いて「一般生菌数」や「大腸菌群数」を確認し、基準値を超えないように手洗いや清掃の指導を行います。
弊社では社食・学食の他に老健施設等も運営しておりますので、さらに細かい検査も実施しております。
● 食材管理の徹底
当社では、食材管理体制を徹底しております。
一括納入・配送ではなく、地域ごとに指定業者から安全な食材、地場の食材を直接仕入れております。
食材購入業者との品質・価格の交渉はもちろんのこと、衛生的な保管体制と適切な在庫管理を行い、食材の鮮度や安全の保持に日々努めております。
また、各食堂を巡回する「衛生室・業務部」が、管理不備が無いかを確認・指導しております。
講習・勉強会
● 衛生講習会の積極的な参加
衛生室のスタッフだけでなく、現場のトータル管理を行う業務部、また本社の栄養士部署も講習会に積極的に参加して、食中毒情報や最近の状況情報を収集しております。
講習会で得た知識や情報は、後日各食堂へ共有します。
● 勉強会の実施、新卒社員への衛生教育
定期的に、各食堂にて食品衛生勉強会を実施しています。
責任者や栄養士だけではなく、パートスタッフの皆さんにもご参加いただき、衛生意識を高めております。
また新入社員には、市などの食品衛生講習会テキストを用いて衛生教育を行います。
「衛生管理は、なぜ重要なのか?」
入社時に、基礎的なことからきちんと指導します。
主な指導内容
5Sの心得
(せいり)
必要な物と不要な物を分けて、不要な物を処分すること
(せいとん)
必要な物をすぐ取り出せるように、わかりやすく安全な状態で配置すること
(せいそう)
作業する場所や周囲、通路、共有スペースのゴミや汚れを取り除くこと
(せいけつ)
整理、整頓、清掃(3S)を繰り返し、衛生状態を維持すること
(しつけ)
上記4Sを習慣付け維持し、更により良い方法を探求すること
安全対策について
- 「転倒」による労働災害の対策
- 「切れ、こすれ」による労働災害の対策
- 「高温・低温の物との接触」による労働災害の対策
- その他の原因による労働災害の対策
その他の指導内容
- 食中毒の基本
- 食品の取り扱い
- 異物混入の主な原因と対策
- 効果的な洗浄・除菌の基本
- 調理工程別の衛生管理 など